おもいでスレイヤーズ(原作本編編)   2000年7月21日(金)

 久々の更新です。今回のお題はスレイヤーズ原作小説本編!!アニメでスレイヤーズを知って原作を5巻から買い始めた、という話を前回書きました。今回は原作小説本編にまつわる思い出をさらに思い起こしていこうかと。ちなみにネタバレな内容を含みます。まだ小説で読んでない話がある方はご注意を。

 私が原作集め始めた当時(95年秋)、例によってアニメ化のあおりでどこの本屋に行っても品切れという状態だったので、とりあえず売っている巻を片っ端から買って読むことにしました。というわけで、第1部読んだの順番バラバラ。特に問題だったのが前後編であった7巻「魔竜王の挑戦」と8巻「死霊都市の王」を逆に読んでしまったこと…。これは後々かなり悔やまれました。フィブリゾ、あんな登場の仕方だったとは…。

 そんでもってようやくリアルタイムで買い始めたのは11巻「クリムゾンの妄執」から。しかし、この時初めて、「スレイヤーズは発売日がめちゃめちゃ遅れる」という事実を思い知らされました…。そんなことも知らず、発売予定日に本屋に行ったところ、本屋のおばちゃんにあっさり「あー、あれ毎回遅れるのよ」っていわれてしまいました。その後田舎なんでなかなか本屋に行けないので、毎日のように電話で入荷確認をし続け(ごめんなさい、ご迷惑をおかけしました…)、ようやく1週間ほどたって入荷。しかし、こんなの序の口、へたすりゃ1ヶ月とか遅れるのはみなさん周知の通り(笑)。それから毎回新刊発売日が来るたびにいつ出るかいつ出るかとドキドキしながら本屋に通うという習慣ができあがってしまうのでした。だから私的には思い入れが強いという意味で第1部より第2部の方が好きだったりします。もちろん第1部も好きですが。

 ここで、なんの脈絡もなく、MY BEST5なんかを書いてしまいます。BESTって言っても、順位は特にないです。特に好きな5つといった感じです。

お気に入りベスト5その1&2「魔竜王の挑戦」(7巻)&「死霊都市の王」(8巻)

 第1部のラスト。順番逆に読んでしまいましたが、お気に入りです。ガーヴとの戦いや、フィブリゾとの決戦、L様降臨、ってところがバトル物好きの私にはツボ。また、ガウリイさらわれて、ゼルやアメリアが一緒に助けに行くっていったとき、「正直言って、あたしにとっては生まれて初めてだった。仲間というものが、これほどうれしかったことは。」なんていうモノローグがあったり、リナのガウリイに対する思いが見え隠れしたりと、リナの「変化」が目立つお話だったように感じます。それから、フィブリゾの裏の裏まで読み尽くした作戦は脱帽ものでした。でも結局最後の最後でミスしちゃったわけですが…。いろいろな意味でターニングポイントだった、第1部ラストのこの2冊。つくづく逆に読んでしまったことが悔やまれる…(涙)。

お気に入りベスト5その3 「降魔への道標」(13巻)

 覇王との直接対決なお話。これは1ヶ月発売が遅れたことをはっきりと記憶しています。本来の発売日(10月)、本屋に行ったら11月発売予定の張り紙に愕然としたものです。それからの1ヶ月が長かったこと…。それで、発売直前に某雑誌に載った表紙イラストにボルテージがガンガンあがってました。あの表紙いいですね。本編あんまし関係なかったですけど。内容の話ですが、まず、魔族との全面対決!!燃えます。覇王戦では、やたらビビリまくるリナが印象的でした。おそらく、昔魔王やなんやと戦ったときはまだ、怖いもの知らずっていうか、魔族の本当の怖さがわかってなかったんじゃないかと。これも、リナの成長の一端ですね。でも、ガウリイのおかげでそんな恐怖心を振り払って大勝利!!ラストの「お前さんといっしょに旅するのに、別に理由なんかいらないだろ」発言といい、2人の関係がいい感じになってきてるのがまたGOODです。それから、ミルさん(すでにミルさん呼ばわり)とメフィの2人の魔法が新鮮でした。ドラゴンとエルフって強いんじゃんって言う。

お気に入りベスト5その4「セレンティアの憎悪」(14巻)

 これはもう、ミリーナーって感じのお話です。これがお気に入りって言うのも不謹慎な話かもしれませんが、インパクトって言う点でははずせません。最初のほうは、軽いノリでいつものように読んでいたところが一転、まさかミリーナが死んでしまうとは…。ルークは暴走しちゃうし…。リナとガウリイのやりとりも印象的でした。最後のヅェヌイを倒したあとのリナの涙、その悔しさが伝わってきました。このれを買ったときはネットにつないでいたのでいろいろな人の意見を見ることもできたことも覚えています。ネットってすごいなー、などと感心。

お気に入りベスト5その5「デモン・スレイヤーズ」(15巻)

 言わずとしれた完結巻。細かい感想は以前にも書きました。いろいろ考えましたが、やっぱりこのラストはよかったのではないかと。ルークとミリーナは涙ものでしたが…。以前は続編希望だったのですが、今はもうこれで終わりでいいと思っています。神坂先生書く気なさそうだし、これ以上続いたらジャ○プみたいになっちゃうし…(笑)。

 本編の思い出はこんな所です。まとまりないですけど。

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