おもいでスレイヤーズ (出会い編)  2000年7月4日(火)

 私がスレイヤーズと出会ったのは、95年春でした。まあごくごく一般的な「スレイヤーズ」TVアニメ化以来のファンというやつです。当時、新番組の第1話は一応全部チェックしていたので、何とはなしに見始めまて、面白そうだからとりあえず毎週みてみようと思ったわけです。このときこんなにはまるとは思ってもいませんでした。

 一番最初に印象に残ったエピソードは、無印第10話「Jackpot!のるかそるかの大博打」(うろおぼえ・・・)です。リナがレゾ=シャブラニグドゥを倒す話なのですが、最後の重破斬(ギガ・スレイブ)を使うくだりに、必殺技好きな私はかなり燃えました!!ここで、マジバトルがあったと思いきや、続く11話「Knock Out!セイルーンお家騒動」(アメリア初登場の話)はめっちゃギャグな内容に爆笑(ここに来て、「なんだ、スレイヤーズってギャグものだったんだ」と悟る・・・)。このマジバトルあり、一方でギャグもありというのが私のツボでして、一気に「とりあえず見ている作品」から「気になる作品」にランクアップ。原作もチェックしようかなーと思い始めたのですが、ここで一つの壁が。そう、原作が小説だったのです。いままで、マンガばっかり読んでた私は、小説というものにちょっと抵抗があったわけです。今思えばバカな考えですが、当時はそれで原作チェックは一時放棄してしまいました。

 そんな私を原作チェックしてみようっていう気にさせたのは「9月いっぱいでアニメ終了」という無情な情報でした。今でこそ半年終了のアニメは一般的で予想もできますがすが、当時はこの2クールペースのアニメが導入されたばっかりで、まさに寝耳に水。一方、アニメのストーリーの方はレゾ=ザナッファーとの対決でリナが傷ついて大ピンチという話(第24話「X-day! 蘇る魔獣」)で大盛り上がり。これは原作読むっきゃないだろ。と思いたって、忘れもしない文化祭の代休の平日、台風が去った直後で木の葉やら枝やらが落ちている道を自転車でひーこら出かけていきました(なにぶんい実家田舎なので本屋すら遠い。その上最寄りの本屋定休日でさらに遠い本屋に行く羽目になった・・・)。

 それでGETしたのが第5巻「白銀の魔獣」。「最初のほうはアニメで見たし、サイラーグの話はは今後のネタバレになったらいやだし、とりあえず5巻」といーかげんな理由で中途半端なところから買うことに決定。うちに帰ってから読むと、面白い!まあ、設定とかよくわからない部分あったけど(だから最初から買えばいいのに・・・)、小説だからって敬遠してたことを忘れて一気に読んでしまいました。そこで驚いたことは、

1.リナの一人称小説だった。

2.アメリアが「リナ」って呼び捨てでよんでた。口調もタメ口。
 ご存じの通り、アニメ版では「リナさん」ってよんでて、ですます口調。リナがゼロスに言った「あたしは昔っから、神官と、ですます口調で話す奴は、信用しないことにしてんの」っていうセリフも、よくわかんなくって「アメリアは?」ってつっこんじゃいました。

3.呪文に漢字表記があった。
 当然セリフだけじゃわかりませんよね。ドラグ・スレイブは「竜破斬」なのね、とか思ったり。

 このはなし、アニメ版と設定違うし(ザナッファーとか)、中途半端な知識で読んでしまったので、完全に理解するのにかなりの時間を要してしまいました・・・。やっぱり途中から買うのはよくないですね。原作の方はその後半年というやたらスローペースでそろえました。

 まあ、そんなこんなするうちに、アニメの方は惜しまれつつも終了。しかし、ラジオドラマが始まるとの情報を得て、聞き始めたのが、林原めぐみさんの番組(MEGUOMO 町へ出よう)。これがめぐさんファンになるきっかけでした。1月頃、その放送でそこで、TVアニメ復活の吉報を聞いて、びっくり&大喜び!!まさかTVでもう一回みれるとは!!万が一復活してもOVAかなーと思ってたのに(これまた、今でこそ過去終了したアニメが復活するのは全然珍しくありませんが、当時はそれこそよっぽど知名度のある人気作くらいしかTVでの復活はしなかった記憶があります)。

 そして、始まったのが「スレイヤーズNEXT」。それからは、ファン街道突っ走って現在に至る。しかし、飽きっぽいこの私が5年もファンやってるんだなー。それだけ長い期間私の心を捕らえて話さないスレイヤーズ。本編終わっても永遠に不滅です!!

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