2001年4月19日 おもいでスレイヤーズ(ゲーム編)

 就職活動でへこんでる今日この頃。現実逃避に更新しちゃいます。一応履歴書には趣味ホームページ制作ってなってるし…。時候の挨拶(なのか?)はさておき、今回はゲームの話です。

 スレイヤーズの話の前に、私のゲーム歴についてちょっとお話を…。子供の頃、ブルーチップ(なんか買い物するともらえて、集めると景品がもらえるやつ。今もあるのか、また全国区なのかはわからないけど…。)でファミコンをもらったものの、毎日1時間という約束をやぶってやり続けました。そんな私達の姿に激怒した母が、アダプターのケーブルをハサミで切ってしまい、ファミコンは使用不能に…。その後10年ほど、テレビにつなぐタイプのゲームは友達にやらせてもらう程度しかやったことがなかった私(ゲームボーイは許可されました)。一人暮らしをするようになって、ようやくゲーム機を買うことが出来るようになりました(3年前)。その時、買ったのはセガサターン。なぜプレステではなく、サターンだったかというと…林原めぐみのハートフルステーションというラジオの中の遊星セガワールドというセガのコーナーに影響されてすっかりセガファンになっていたからです。割と単純です。でも今はちょっと後悔してるかも…。現在もプレステ系は持ってません。そのうち買うつもりだけど…。

★スレイヤーズろいやる(角川書店:セガサターン・プレイステーション)

 初めてやったスレイヤーズのゲームにして、初めて通しでやったRPGでもあります。サターン買った理由にこれがやりたかった、というのもあります。後にプレステにも移植されるわけだが…(しかも新機能付き)それは言わない約束です。

 感想は…まずは感動!声が出てるはテレビと変わらないアニメは見れるは…。ファミコンから一気にここまで来ましたからね。カルチャーショックでした。内容も面白い。このゲームはレベルとか経験値とかがなくって、呪文は最初から派手なのがバンバン使える。しかも原作の呪文が!夢のなりきり体験。まさにロールプレイング。ストーリーも完全オリジナルなんですが、なかなかいい作りです。オリジナルのラークもいい味出してるし。このろいやるは本編キャラとナーガが同時に出る、というのが面白いところです。1はナーガと一緒に出るのはガウリイとだけだけどね。もっと絡んで欲しかった、という希望は2で叶えられました。最後の方の、リナとラークが2人だけでラストダンジョンに乗り込むシーンはお気に入りです。なぜって、私が好きな「ここは俺達に任せて…お前は早く…」的な展開だから…。なんか燃える。

 専門的なことをいうと、一般的にキャラゲー(アニメ、マンガなど既存のキャラクターを使ったゲーム)はクソゲー(つまらないゲーム)と言われますが(これはかなり当たってます)、このろいやるに関しては当てはまりません。原作に設定等、割と忠実な作りで(ファイヤー・ボールがレッサーデーモンに有効だったりと、細かいところは違うけど)、原作ファンならかなり楽しめる面白い作品だと思います。アニメと同じ声優さんがしゃべりまくるのもポイント高し。逆に、原作知らない人はきついかも知れないですね。だから原作知らない人にとってはキャラゲーはクソゲーの定義に当てはまってるのかな、などと思ってみたり。

 唯一の不満点は時間が少ないこと。毎日長時間プレイしたとは言え、3日でクリアしてしまった…。分岐点とかがあって、1回のプレイでは全部のイベントが見れないので2回、3回とやらなくちゃならないことを差し引いても短いです。でも、じっくりアニメを見たり、なりきってプレイするにはこれぐらいがいいのかな…。

 ここでふと疑問…。このストーリーは原作小説とアニメ、どっちのサイドストーリーなんだろうか…。アメリアはリナのことさん付けだけど、ガウリイは光の剣持ってないし…(発売当時はTRY放映中)。あ、あとなぜかアニメパートではガウリイ光の剣持ってますね。監督が行き届かなかったんだろうか…。

★スレイヤーズろいやる2
          (角川書店:セガサターン・プレイステーション)

 ろいやるの続編。最初はケチって中古でやろうかとも思ったけど、予約特典の「ぴこぴこリナちゃんストラップ」目当てで新品購入。あれ、特典にしてはかなり出来いいですね。いや、一般製品だとしてもいい出来かも。

 これまたろいやるに続いてストーリーは原作ファンの期待を裏切らない内容。楽しませていただきました。ちょっと複雑こじつけな部分が多かったような気もしますが…。

 このろいやる2はエンディングが大きく2つに分かれています。1つは完全解決バージョン。もう一つは謎は残るけどとりあえず事件は解決したバージョン。完全解決には複雑な手段を踏まなくちゃならないので、最初にたどり着いたのは当然未解決バージョン。もう一度最後までやってみたけど、やはり未解決で…。最初は本気でこれで終わりなのかと思ってがっかりしたものです。攻略本見てようやく完全版行けました。ちょっと、アレは難易度高いような…。いや、難易度高いっていうより、その情報知らないとたどり着けないんじゃあ…。他にも、複雑な手順が必要なところがあったりして、ゲームなれてない人は越せないんじゃないかな…。もっと考えたほうがよかったかも…。

 ちょっと短かった1にくらべて2は時間も長くなりました…。が…同じ画面の繰り返しが多し…。6つの塔なんて同じの使い回してるよ…。うーん。あの似たような画面を延々右左選んで進むシステムはちょっといらつくかも…。3がもし出たら改善して欲しいところです。

 なんか、いろいろ文句を言ってますが、全体的にはよかったと思います。

★スレイヤーズ(バンプレスト:スーパーファミコン)

 アニメ化前に発売されていたスーパーファミコン版のゲーム。これはファンの間でも人気が高いらしく、よくよく噂を耳にします。新品は入手不可能らしくて、中古を探していたのですが、ついに発見。スーファミ本体共々速攻で購入。こういう決断だけは早い。

 プレイしての感想は…思っていたよりは楽しめなかった…。原因は分かっています。ズバリ、ネタバレを聞いていたから。このゲームのストーリーは、記憶を失ったリナが、魔法を覚え直しながら記憶を取り戻すべく旅をする、という感じなのですが、致命的なネタバレ事項があります。それは…このゲームの主人公のリナはコピーで、小説で活躍するリナ=インバース本人ではないってことです。(←ここ、一応ネタバレありのコンテンツだけど、白で書いてあります。プレイ済みの方、見てもいいという方は反転させて見て下さい。但し、未プレイの方で、プレイしてみたいと思っている方は絶対見ない方がいいです。ほんとに…。)これを聞いてなければ、ラストに向かって劇的などんでん返しだったんだろうなあ…。知ってたからあんまり感動なかったんです。それと、記憶失ったリナはいつものあの調子じゃなくて、おとなし目。それが物足りなかったのかもな…。

 それから、この時にはサターンやドリキャスなどの高性能ゲーム機に慣れていたので、スーファミのしょぼいグラフィックや音楽がなじまなかったのかも知れません。ストーリーは悪くはないですが…。

 ちょっと残念な思い出のあるゲームですが、実はこのスーファミ版ストーリー、原作の第3部に当たるとされています(某ファンクラブにて作者談)。ところが、出たのは1部も完結していないころ。フラグーンがあったりと、今となっては矛盾が多くなっちゃってます。作者もあんまり気にしてないのかな。

★スレイヤーズわんだほー(バンプレスト:プレイステーション)

 やってみたいと思いつつも、プレステ持ってないため未プレイ…。評判はあまりよくないようですが、プレステ買った暁には、是非やってみたいです。しかし…、プレステ買ってりゃろいやるもこいつも両方出来たのね…。

★スレイヤーズふぁいと(富士見書房:トレーデイングカードゲーム

 一応ゲームに含まれるので、ここでコメント。私はもっぱら集めているだけでゲームとしては使ってませんが…。

 トレカって買ったことなかったので、最初は試しにブースターを1パック買ってみたら、いきなりキラカードが!しかも書かれている能力の文章が面白い。ってことで、集めること決定。トレカという新たな分野にお金をさくことに…。しかし、収集効率はあまりよくなくて、ダブりまくってます。欲しいカードはなかなか出ないし…。いい商売だよ、これは…。

 あと、スレイヤーズのゲームとしては、PC−98っていう昔のパソコン版があるらしいのですが、現在ののパソコンではプレイ不可能のようなので、プレイ予定はありません。でも、どんな内容か気になるので、プレイ経験ある方、是非教えて下さい。 

 

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