作品No.1 スレイヤーズ

シリーズタイトル スレイヤーズ
レーベル 富士見ファンタジア文庫
既刊 全15巻(1部と2部に分かれる)
発表形態 文庫書き下ろし(長編)
イラスト担当 あらいずみるい
メディアミックス TVアニメ・劇場アニメ・コミック・ラジオドラマ・TVゲーム・カードゲーム
備考 第1回ファンタジア長編大賞準入選作にしてデビュー作
独断によるジャンル 娯楽用純ファンタジー
管理人のお気に入り度 ★★★★★
【解説と感想】

 とりあえず…感想とかまつわるエピソードとかはここで改めて言うことはないっす。他のコンテンツでさんざん語っているので、そっちの方を参照していただくと言うことで…。

 (ここで、本筋とは全く関係ないんですが、管理人的にはとても悲しいお知らせがあります…。以下、頑張って書いたのに、間違えて全部消しちゃって書き直しました…しくしく…。ちくしょー、もっといいもの書いちゃる!みなさん、まめにバックアップをとりましょう…。)

 ここは、神坂作品のコーナーと言うことで、スレイヤーズを神坂作品の中の一つとしてとらえた場合の解説というかコメントを書きます。ちょっと神坂作品について総論的な感じになってます。

 一応、文庫化されている神坂作品はすべて読ませていただいた上で感じたのは、スレイヤーズ的ノリが他の神坂作品にも共通して現れている、と言うことです。そこで、要するにそれが、神坂先生の作風、というか味なんだな…と思った次第です。具体的に言うと、それは次の2点。

 1.主人公の性格

 神坂作品の主人公は基本的な性格がみんな一緒です。ぶっちゃけた言い方すればみんなリナです。まあ一応細かい差はあるけど…ツッコミ・前向き・エグいの3点が共通項。それでも、性別・住んでいる世界・力の強弱・職業なんかの違いで全然別のキャラクターになってるからすごいと言えばすごいんだけど…。きっとこれが作者の地なんでしょうね…。この主人公の性格こそが、神坂作品の最大の特色であり、魅力である、と思います。

 2.お約束の打破

 神坂作品には、いわゆる「お約束」と言われる事柄を壊すことで、ギャグにしてみたり、皮肉ってみたり、という手法がよく使われています。スレイヤーズで言うと、ギャグにされていることが多いかな。

 と、言うわけで、神坂作品の作風って一貫している部分が多いんです。もちろん、ジャンルは多種多様に渡っているし、個々の作品は内容的には全然違う作品なんですけど、中に流れているものが一貫している。だから、神坂作品に一度見せられた人は、他も少なくともある程度以上はは楽しめると思うんです。少なくとも私はそうでした。そのジャンルとか、細かい設定とかの差ではまり度は個人差があると思いますが…。スレイヤーズファンの方で、他の作品を読んだことない方は是非読んでみてください。

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