2001年12月22日 スレイヤーズぷれみあむ速攻感想!

 ぷれみあむ、行ってきました!と、言うことで忘れないうちに感想を…(笑)。(都合により更新自粛のはずが…)モロバレです。

 とりあえず、記念イベントで前半だけ見たときに書いた感想がありますので、そちらも合わせて読んでいただければ…。

 ここからが新しく書いた感想です。実は事前情報で大まかなストーリーは見当が付いていたので、ストーリー結末の確認及びキャラの掛け合いと、細かい演出、そしてギャグの小ネタを見に行く、という印象で出掛けました。

まず、ギャグはGOOD!飛ばしてますね。劇場でも笑い声が出ていました。
タコ語の3人にいちいちリナが「わかんないよ!」ってつっこむところがなんとも…。「こっちもわかんないよ!(笑)」みたいな。「ドラグ・スレイにゅ」に対するゼルのツッコミがこれまた好きです。でじこ、意識してますねえ(笑)。

 ギャグで唯一納得いかなかったのが「あいらぎゅー」の内容…。これ、中盤から前フリしてる最後のオチで、はずしちゃいけないところだと思うんだけど…「金は出せないぞ」って…
オチてないよ!
まあ…「助けてもらっても金は出せないぞ」って事なんでしょうけど…。リナ−ガウリイ間でそういう金銭のやりとりはしてないと思うの…。これだけがちょいとね…。

キャラクターの掛け合いもよかったです。ただ、会話シーンが少なかったのはちと残念。
タコ語だからね…。

 バカバカしいシーンはとりあえずOK、として…シリアスシーンにちょっともの申す!。

 まずは、戦闘!呪文が単調です…。ファイヤー・ボールばっかりでは物足りないですよ…。せっかく再アニメ化したのに…。あ、でも、ゼルとかアメリアがピンチの時、すかさず呪文でサポートするリナはリナファン的にはかっこよかったです。ゼルやアメリアファン的にはどうかと思うけど…。(ゼルは未公開カットがあるらしいので、DVDになったときのそれに期待だぁ。)

 次ぎにボス戦。ボスがいかにもな三流悪役すぎます…。声は素敵なんですが…。
時間も短いし、わかりやすい形、ということなのかもしれませんが…だったらリナに「あんたみたいな三流な奴に…」的なツッコミをさせる、とかそんな感じでフォローして欲しかったです。

守護神様の攻撃も、リナに
「あたし、絶望とか興味ないの」
っていうセリフを言わせたいがためだけの能力の様な印象を受けました。前向き発言も、とってつけただけでは彼女らしさを感じられません…。そもそも…タコさんないがしろにしただけでは、リナはあんなにおこらないっしょ…。あの表情、プロモで見たときに気に入っていたので、もっと説得力のある形…仲間達と絡めて使って欲しかったです。
最も…このあたり…結局…「時間の関係」、っていうことになっちゃうのかな…

 そして…最後…これは一番痛かった…。
ドラグ・スレイブの身振りがなぁぁぁぁい!
棒立ちで唱えてもかっこよくないよう…。身振りいるのは原作の設定でもあるし…(TVではやってないときもあったけど…)。確か、ドラグ・スレイブの身振りは神坂先生が考えたもので、今までTV、劇場版共に演出の違いはあれど共通だったのに…。うぅぅぅ…マジで悲しかったです…。

 暗い話になっちゃったので、盛り返して…。ぷれみあむで一番ヒットしたのは、
ナーガが出てきたぁぁ、しかもセリフがあるぅぅ!
ってとこです(笑)。実は見る前に買ったパンフをパラパラ見ていたときに、ナーガのカットを見ちゃって、
「これ…ラストカット?最後にちらっと出てきて終わりなのかな。うわぁ、ネタバレ見ちまった!」
とか思ってちょっとへこんだんですが、予想を裏切りさらなる大活躍(笑)。なるほど…ぷれみあむイベントで言ってた「公開まで隠しておきたい事」ってこれだったんだ…。アフレコも別撮りとかで川村さんの存在隠してるし…。アフレコレポで川村さんいなかったので、出てきてもセリフはないかな、と思っていましたが…やられました…(笑)。嬉しいファンサービスでした。でも他の作品目当てに来た人には意味不明かも…とか思ったり…。

 ナーガとは逆に期待はずれがゼロス…。
「それは秘密です」、言いに来ただけやんけー!
確かにおいそれと動かせないキャラではありますが、あれではファンは泣きますよ…。彼も隠れキャラ的にしといて、「出てきたぁ」の方がよかったのかも…。

 エンディングは、シルエットじゃない方がよかったなあ…。

☆まとめ…

 総合的な感想は「ありだな…」です。気になった部分もあったけど、全体としては楽しく見れました。リナ達の旅の1ページ、って事で…。でも、これでアニメが終わりだとちょっと悲しいなあ…。どうやらパンフによると、DVDに未公開カットが収録されるっぽいので
今はそれを楽しみにしますか。

おまけの同時上映感想

☆あずまんが大王

 絵がかわいかったです。話はよくわからなかったけど…。

☆デジキャラット

 すいません…(無言)…。唯一うまいな、と思ったのが、ぴよこの手下の3人が星になるところ。星になること自体がネタなのかと思ったら、
3人目スルーっていう大ネタへの前フリでした、ってところがウケました。

☆サクラ大戦

 予想以上に面白かったです。だてに金かけてないですね(確か5億)。実はTVアニメが前評判の割に、面白くなかったので、(サクラいじめられたりして、暗くて見てらんなかった…)全然期待してなかったんですよ。30分に1300円払わされるのか…って…。

 ところがどっこい、いいじゃないですか、活動写真!とにかく、映像がとってもかっこよかった。最初のほうで汽車が発車するところとか鳥肌が立ちました。駅通過するときに壁が出てくる、ってのが芸コマですね。大神さんが花組のピンチに駆けつけて、おいしいところ持っていく、っていうスチェーションも個人的にツボでしたし…。ストーリーはよくわからない部分が多かったですけど…。

あ、ちなみに私が見た劇場では、
あずまんが→でじこ→スレ→サクラ
の順で続けて上映されました。この順番もよかったです。個人的にはでじこまでが前説で、スレで面白かった、って思って一段落、サクラを肩の力抜いて見る…って感じでした。

なかなか有意義な2時間ちょいでした。
以上で終わります。

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